ぼくがお父さんとたびにでる理由2

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あさ目がさめると、みどり色のふくろの中でお父さんとぼくは寝ているのに気がつきました。お父さんは行きの車のなかでなんかいも「お母さんがいなくてもちゃんと眠れるか?」としんぱいしてくれました。まえも書いたけど、こんかいの旅行中、お父さんは今まで見たことないようなしんぱいそうなかおと、それから見たことないようなたのしいかおをしていたとおもう。どうしたんだろう。






だいたい、お父さんはぼくのことを子ども子どもってバカにするけど、もう小学生なんだからホントはおとなみたいなもんだとおもってる。川でかおをあらうのもこわくないよ!「5月の四万十の気候は心が洗われるなぁ」と、お父さんはひとりごとを言ってた。こころをあらうってどういうことだろう?











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朝ごはんをみんなで食べたあとは、しまんと川でカヌーにのってあそぶことになっていました。帽子をかぶったおじさんが、カヌーののりかたをおしえてくれて、お父さんはいっしょうけんめいきいていた。ぼくは、そんなことより早くカヌーにのってあそびたいとおもうのに、なかなか乗れずイライラしてきました。






5月のしまんと川は、まるで天然のプールのようです。きゅうなながれのところもほとんどなくて、お父さんのおぼえたてのこぎ方でもスイスイときもちよくすすんで行きました。お父さんはカメラを水がはいらないようなふくろにいれて、カヌーのうちがわからさつえいしようと楽しみにしていました。たぶん、ぼくのようすをお母さんに見せたかったのだと思う。お父さんはそういうのがすごく好きなところがある。ぼくや京ちゃんのかおをしゃしんにとって、よくお母さんと笑っているもの。






ジケンがおきたのは、カヌーにのって1じかんくらいしたころでした。川がぐにゅ〜とまがっているところで、ながれが少しはやくなるところがあったんだけど、そこでまちがってぼくとお父さんが乗るカヌーがひっくりかえってしまった!




ぼくとお父さんはあたまから川にどすーん!というかんじでほうりこまれて、ぼくは足が川ぞこにつかないのでしぬかとおもいました。お父さんは泳ぎがとくいでは無いから、たぶんもっと死ぬかと思ったかもしれない。「凜太朗〜〜〜っ!」とものすごく大きなこえを出して抱きかかえてくれましたが、たいせつなカメラはふくろごと川にながされてしまいました。







でも、ここだけの話、僕はスイミングスクールでいつもれんしゅうしているので、最初だけびっくりしたけどホントは川でおよぐのもわるくないなと思いました。お父さんは、その後またカヌーにのってから何度も「凜太朗大丈夫か?ごめんよ・・・」とあやまってきたけど、そんなにあやまらなくてもいいのに。だって僕もうおとなだから。








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ゆうがたまでに、僕たちは12キロものながいきょりを川くだりしました。ゴールにつくと、おばちゃんたちがカレーを作ってくれていて、カレーができるまでのあいだに、川でおよいで遊んだりしました。2日めは、おとなも子どももふえて、ぼくはおにいちゃんたちにいっぱい遊んでもらった。自分たちで火をおこして、おにいちゃんがつった魚をやいて食べたりもしました。火は、さいしょこわかったけど、ものすごくこうふんしておもしろかったです。帰りの車のなかで、「たき火であそんだのが、ぼくいちばんおもしろかったよ!」とお父さんにおしえてあげたら、お父さんもよろこんでた。「大人になると火を使わない火遊びもあるんだぞ〜(笑)」というけれど、僕にはまだよくわかりません。











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それにしても、お母さんのつくったカレーがせかいいちおいしいと思っていたけど、キャンプで食べたカレーのおいしさには心からびっくりしたね。「お前その顔最高だな(笑)」と、お父さんもおおよろこびでした。お父さんも、こんなにおいしいカレーを食べればいいのに、ビールをのんだりウィスキーをビンごと飲んだしして笑ってばっかり。おとなってバカだなあ。













つづく。
by ANB27281 | 2012-05-25 16:48

鳥取県米子市で営業する、スバル代行社長の個人的なブログです