3分間育児!?

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「忙しい」からこそできる育児!ビジネスマンのための育児本の決定版はこちらから。








「イクメン」が、ブームになって久しくたちました。子育てに積極的に関わる男性を指すこのこの言葉も、いろいろなメディアで取り上げられたり問題が提起されることで、ずいぶん市民権を得てきたのではないでしょうか。





私自身、8年前に長男を授かったときから、ブログで子育ての悩みや感じた疑問点を発信してきたからか、子育てに関する講演会などに何度か呼んでいただいた経験があります。そこで感じるのは、私より一回り下の世代、具体的には20代のカップルとお話をすると、男性が肩肘はらずに、ずいぶんスムーズに子育てに取り組んでいらっしゃるなあということです。





子育てに男性が積極的に取り組み、例えば会社の有給休暇まで利用して我が子に時間を割くのは意義があることだと思っています。しかし「男は家庭より仕事!」といった意識も根強いですし、現実問題としてある程度経済的に恵まれていなければ、どちらかが家庭を顧みずともたくさん稼がなければならないという、「現実」はあるでしょう。いくら可愛いと思っていても、メシが食えなければどうしようもありません。




男性の多くも、我が子は可愛いに決まっているのです。だけど、仕事のことを考えると世間で声高にさけばれているような「イクメン」にはなれないーそんな風に悩んでいるパパさんが、結構いる。本書は、そんな忙しいビジネスマンにむけて「たった3分の育児」を提唱しています。




《よくある話が、「だから仕事の時間を効率化して、24時間のうち少しでも多くの時間を家族時間にあてよう」というロジックです。
でも、ちょっと待ってください!なんでまたそこで意識を仕事に向けちゃうんでしょう?それこそが仕事優先の潜在意識の表れではないでしょうか。
もっといえば、その発想、会社にとって都合がいいことばかりだと思います。
(中略)
便利なものができると、「これで仕事を効率化しよう!」ということになりがちです。便利なものを優先的に仕事に投資するクセが、広く世の中にはあるようです。なぜそんな便利なものを、まず直接、家庭時間に使わないのでしょう?》
(「忙しいビジネスマンのための3分間育児」おおたとしまさ著 ディスカバー新書P.38)





著者はこの中で、夫婦が2人で仕事や家事といった時間の絶対量を追い込んでしまうと、“限界への挑戦”のような「サバイバル育児」になってしまうと指摘しています。無理をせず、持続可能な「サスティナブル育児」を目指そう、と。




「3分間育児」の具体例は、実際の本を読んでみてください。すでに実践している方にとっては当たり前のことでも、案外「ああ!それ気がつかなかった」というものが見つかると思います。なるほど、と思えば、明日からーいや、今日からさっそく取り入れればいい。何しろ3分ですからね。




著者はどの程度意識をされて書かれたのかはわかりませんが、個人的には最後まで読んで、夫婦間の心の風通しを良くする方法を考える本だなと感じました。仕事の合間に一生懸命子育てに参加しても、妻に喜んでもらえない、ヘタをすると「邪魔」と言われるパパ。逆に、さほど無理をせず極端な話1日3分程度しか関わらなくても、子供を通じて妻との絆を深めるパパ。お互いの立場や人格を無理なく思いやり、まずは3分から、少しずつ子育てを夫婦で共有できるようになったらいいなと、そんな事を思っています。
by ANB27281 | 2013-05-30 14:15 | レビュー

鳥取県米子市で営業する、スバル代行社長の個人的なブログです