幸せの女神は勇者に味方する

e0254184_9373476.jpg




人生の新しい扉を開く50の提言。ギタリスト布袋寅泰さんの最新エッセーはこちらから。







東京からロンドンへ移住を決め、新しい挑戦を始めたギタリストの布袋寅泰さん。50歳を越え、なお夢に向かって進む布袋さん。そんな彼の家族を大切に思う気持ちや、意気込み。また、今まで味わってきた挫折や後悔などについて偽らざる部分も多く綴ってくださいました。




正直に告白すると、私はあまりこうした「夢の実現のために〜」自分がどうしたとか書かれた本があまり好きではありません。得てしてそれは、自分の苦労話や自慢話に終わったり、とても自分とは生きる世界が異なる次元の話で、現実味が無かったりするからです。




布袋寅泰さんといえば、私たち世代にとってはそれこそカリスマです。バンドBOØWY時代に文字通り日本の頂点に立ち、その後のソロキャリアでの活躍は、今ここで書くまでも無いでしょう。そんな布袋さんが“人生の新しい扉を開く50の提言”などとおっしゃるので、どんな雲の上のような話が出てくるのか、はじめは不安でした。



しかし、そんな不安はまったくの杞憂だったようです。むしろ、多くのものを捨て、ロンドンというフロンティアで新しいキャリアをスタートさせた男性の偽らざる等身大の姿が、世代や性別を超えて多くの共感を私たちに与えてくれます。



まったく売れなかったアマチュア時代から、東京ドームでのコンサートを即日完売させるまで。20代・30代・40代と、自分はどんな事に気をつけて生きてきたのか。後悔している事は何か。人生の指南書という言い方ができる本ですが、しかし、年寄りの説教みたいな気怠さが無いのは、つねにロックミュージシャンとして前線を走り続けている、現役の挑戦者の言葉ならではだと感じました。




お子さんの朝ごはんを毎日作っている(得意料理は納豆チャーハン(!))など、個人的にはイメージと違うエピソードがたくさん掲載されているのも面白かったです。仕事でちょっと疲れ気味の大人に読んでもらいたい本ができあがりました。お勧めします。



by ANB27281 | 2013-04-12 11:35 | レビュー

鳥取県米子市で営業する、スバル代行社長の個人的なブログです