ぼくがお父さんとたびにでる理由1

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お父さんが「大きな川に遊びにいこう」とさそってきました。おとうとの京ちゃんは川とか虫とかがだいすきだけど、ぼくは正直あまり興味がありません。でも、お昼ごはんを食べさせてくれるというので、それならいいかなと思っていくことにしました。




お母さんやちかこもいっしょだと思っていたのに、行くのはお父さんとぼくだけでちょっとしんぱいです。おとうさんは、車をうんてんしながら「小学校で仲の良い友達はできたか?」「給食で嫌いな食べ物が出てきたときはどうしてるの?」「集団登校のとき、いっつも凜太朗をいじめてくるコがいるだろ。あれ、どうしたら良いと思う?」と質問をいっぱいしてきましたが、ぼくはあまりふかく考えたことがないので、てきとうに答えておきました。おとうさん、なんだかいつもと少しちがってみえます。






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おみせにガチャガチャがあったので、お父さんにお金をだしてもらってあそびました。普段のおとうさんはケチなのでめったにさせてくれません。この日はやたらとやさしいお父さんです。「お母さんにはナイショだぞ」といっていました。ぼくはないしょごとが苦手なのに。










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車で7じかんもはしりました。おしりが痛くて、とちゅうなんかいも休憩しました。見たこともない大きな橋をわたったら、みちにヤシの木とかが生えているところについたので、ぼくはてっきり外国にきたのだと思いましたが、「ここは四国だ」とお父さんがいいました。ちなみに、そのとき通った橋は「せとおおはし」というのだそうです。ずーっとずーっと車ではしって、くねくねまがった山道をゲロをはきそうになりながら走ったら、今までみたこともない川が流れていました。





「あ、たぶんあのテントだぞ」





とお父さんはいいました。「お父さんのお友達の岡本くんという男の人がいます。そこの家族の人や、他にも家族の人たちがやってきて、今日からここでキャンプをします。キャンプというのは、お外で泊まりながら、魚をつったり川で遊んだりすることです。料理も、お外でみんなで作ってみんなで食べます。カヌーという船で、川下りという遊びもします。」と、車の中でせつめいをきいていたので安心です。お父さんとお母さんは、いつもと変わったことをするときは、いつも「何時に・どこで・だれが・だれと・何をして・それはいつ終わって・その後どうする」とせつめいしてくれます。ぼくは、きいていないことをやったり、よていが急に変わるととてもふあんになってどうしたら良いのかわからなくなってしまうからです。







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ごろごろした石がいっぱいありました。皆生の砂浜とはずいぶんちがうなあ。ずっと車にのっていたので、石をなげたりして遊びます。








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夜は、大人といっしょにたき火をかこみながらご飯を食べたりおしゃべりをしたりします。すっごくこうふんしました。









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テントで寝るのははじめてだったので、少しきんちょうしました。大人が、たき火のまわりでお酒をのみながらおしゃべりをしていてぜんぜん眠れません。めいわくだったので「しずかにしてください!」と怒ったのに、笑ってきいてくれませんでした。大人はいつもかってです。すこしムッとしましたが、目をつむっていたら眠りにおちました。夢のなかに、やさしいお母さんがでてきて、ぼくは少しおかあさんに会いたくなりました。







つづく。
by ANB27281 | 2012-05-23 15:08 | 恐るべき子供たち

鳥取県米子市で営業する、スバル代行社長の個人的なブログです