2016年 08月 21日
森でまなぶ
息子2人をつれて、日南町菅沢にある“体験型農家民宿”「かつみや」にいってきました。
小学校がおわったあとにあずけている、学童施設主催のイベントです。娘は、幼稚園の同窓会(!)があるとかで、そちらは妻にまかせました。
まず、いくらでもある木を好きにつかって工作です。そういえば、家でもノコギリってつかわなくなりましたね。
2人とも芸術的センスがまったくありません(苦笑)。思わぬところで夏休みの宿題も消化できたなと、打算的な考えをいだく父です。
工作には基本的に興味がない次男は、気がついたら水の中のいきものを探しにいってました。
かまどでご飯をたくのは初体験。
おこげがうまいのですよ。
かまどでたいたご飯は、参加した子供のお母さんを中心におにぎりにしてもらい、それとは別にそうめん流しのイベントもありました。そうめん流しって、実はほとんど参加したことがありません。冷たくて楽しくておいしいね。長男が、ここぞとばかりに自分でそうめんを流してはたべ、ながしてはたべを繰り返します(笑)。プチトマトと、それからブドウも流れてきました。洒落ています。
このプチトマトが、甘くてとてもおいしかったです。女性陣がポテトサラダもつくってくれました。
一番下降(?)にたまったそうめんを、のんびりたべる次男。上の子と性格も習性もぜんぜん違うのでみてておもしろいですね。
薬味もたっぷり。
食後はゆっくり休憩をとりつつ、裏山にある川をのぼって、瀧まであそびにいきました。プログラムには「川遊び」くらいしかかいてなかったように記憶していて、日南の清流がながれる小川みたいなところで水遊びするくらいだろうと高をくくっていたのですが、ゴツゴツした岩がたくさんあり、足元の苔に注意しながら歩を進んでいかないといけなかったり、気をつけておかないと子供の胸の高さまで水量が豊かにあったりで、みんなけっこう真剣になりますね。
施設を管理、運営される宮本さんの、あたたかくてわかりやすいサポートや解説のお陰で、子供も親も大満足の1日になりました。16時すぎまでのイベントでしたが、ほんとあっという間というのが正直な感想です。夏もいいですし、冬は多くの雪がつもるエリアにあって、雪を活用したイベントもたくさんあるとのことなので、今度はプライベートでもお世話になりたいスポットです。
車に乗ったら、5分で落ちてました。夢中だったもんね。夏休みも、もうすぐ終りです。
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by ANB27281
| 2016-08-21 10:15
| 恐るべき子供たち
2015年 09月 21日
うんどう会
智香子が通う幼稚園の、運動会に参加してきました。
今どきは、どこの家庭でも子供の行事は母親だけでなく父親も一所懸命ですから、運動会などといったらそれはもうたいへんな騒ぎです。長男が入園した7年だか8年前は、その熱狂ぶりに混乱したものですが、年長組みの末娘が最後の運動会だと思うと、少し寂しいものもありますね。
年長組は、昼休憩前にマーチングと和太鼓によるパフォーマンスが披露されるのが、幼稚園の目玉です。馬子にも衣装とはよく言ったもので、なかなか決まっていたと思う。
妻が、早起きして弁当を作ってくれました。パフォーマンスや、それからかけっこで1等賞だったので、うんと褒めてやります。ゴキゲン。
午後からも、よさこい隊のパフォーマンスもあったりして、運動会とお遊戯会のハイブリッドみたいな、見応えたっぷりの1日となりました。
金メダル。お疲れさま。
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by ANB27281
| 2015-09-21 08:55
| 恐るべき子供たち
2015年 09月 11日
トラットリア ラ・リーベラ
昨日は日帰りで大阪へ。
以前は、好きな時間に出かけて、帰りも好きな時間に出発したり休んだりできる、マイカーでの移動が主でしたが、最近はすっかり高速バス派。バスはいいですよ。何しろ自分で運転しないのがいい(当たり前)。移動中に寝たりもできますし、帰ったとき“長旅で疲れた”という感覚が薄いのもいいですね。自家用車だと、くたくたである。
20時米子駅着の便で帰ってきたら、東町まで歩いて「ラ・リーベラ」へ。前菜は、カジキマグロを香草の香りといっしょにパン粉でこんがり焼いたカツレツにしました。
シェフの永見さんは、大阪の名店「ピアノピアーノ」をはじめ、イタリアのお店などでの修行も経て米子へ。あまり素材をいじくりまわしたりせず、素材の味をオイルやチーズを用いて引き出すのが得意な方です。野菜もしびれる美味さ。お店の内装もとてもデザインがいいのですが、おっさん1人でもふらっとカウンターに座れる気安さもあります。セコンド・ピアットは、若鶏と里芋のグリル。ほくほくに焼かれた里芋とジューシーな鶏肉でワインが進みます。仕事や家庭の話題など。
ほんとならプリモ・ピアットで頼むんでしょうが、おっさんは〆に麺が食べたいのである。自家製サルシッチャとリコッタチーズのソースが美味いクリーム・パスタ。ショート・パスタやニョッキといった、いろいろなパスタを食べさせてくれるのが、リーベラの魅力の1つなのですが、どうしてもスパゲティが食べたくてお願いしてしまいました。
派手な演出や、高額で希少な食材があるお店ではありませんが、日本海の魚介や大山の鶏、南部町の豚を中心に「今、一番美味いものを一番美味いやり方で」食べさせてくれる、お薦めのお店です。
トラットリア ラ・リーベラ
鳥取県米子市東町119-2
電話:0859-34-9237
昼:11:30〜15:00
夜:18:00〜23:00
(水曜が定休日です)
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by ANB27281
| 2015-09-11 08:00
| 地元のお店紹介
2015年 06月 12日
僕らが旅に出る理由2015(2)
薪割り集団ランバージャックスで毎年開催される、四万十キャンプ。このゆるいイベントは、いわゆるゴールデンウィークが終わった5月末ごろに開催されています。大型連休を敢えて避け、しかも夏休みの時期ではなく5月に開催されるのには理由があって
1.連休中はカヌー下りをはじめレジャー客で人が山ほどいてうんざりするところだが
2.逆に連休を外すと週末でも拍子抜けするほど人がいなくてのんびりできる
だけでなく
3.4月だと肌寒く、逆に6月越えると日中暑くなってくるが、今の時期だといちいち気候がすごしやすく
4.また、蚊をはじめとする、イヤな虫もほとんどいない
といったことが挙げられます。
アウトドアって、なるべく”快適”に過ごそうとみなさんいろいろ工夫されることもあると思うのですね。シャワーとか無いことも多いし。ですが、この時期の四万十川は、笑っちゃうくらい何もしなくても自然そのものが気持ちイイ!今年の初日は天候にも恵まれたので、我が家はテントを張ることもやめました。代表の岡本さんが、本部に大きなタープを設置してくれているので、そこで夜露をしのいだら、河原にマットをしいて寝袋で寝るだけ(笑)。
四万十川の魅力は、やっぱり川の美しさが一番で、そこをのんびりカヌーで川下りするのが醍醐味です。京史朗にも(去年にひき続き)、カヌー体験をさせたら喜ぶだろうなとワクワクしていました。ところが、準備の段階で話をきくと、どうやらカヌーには興味が無いのだとわかり、びっくり。あんなに気持ちいいのに?なんでも
「カヌー乗ってる暇があったら、河原の魚や動物を探しているほうがずっと楽しい」
のだそうです。なるほどなあ。
大人って、良かれと思って我が子にいろいろさせようとするわけですが、往々にしてそれは親のエゴなのではないか。今回の旅で、おおげさかもしれないが考えたことの1つです。
四万十川での川下りって、さほどアウトドアに関心が無い人でも、多少あこがれるレクリエーションだと思うのですね。で、それって絶対子供も喜ぶはずだから、やらせようとする。前回のブログで、小学校を休ませてでも行かせたいと思っていると記しました。今でも思わないでもありません。でも、そうした親の思いも、一人歩きしちゃうと必ずしも子供のためにならないのかもなと考えたのです。いろんなチャンスを、大人としてなるべく多く手元にもって、どれを選ぶのかは子供に任せる。冷静になれば、長男の凜太朗は小学4年生、京史朗でも2年生です。いつまでも“大きな赤ちゃん”みたいな認識ではいかんなあと、そんなことを思いました。
ふだん米子で暮らすのとは違い、四万十では関西からやってきたランバージャックスの大人と、その子供たちとの交流があります。変な人ばっかりです(笑)。そんな人たちや、米子とはちょっと雰囲気が違う自然を、肌で感じることで、子供たちが自分で考えたり、見つけたものを、楽しみにしたいと思っています。来年は、また少し大きくなっているだろうし、どんな経験ができるかな。
ランバージャックスは、狭義では”薪割り”の団体ですが、その薪を燃やして料理を作ったり、薪の原料である森林などに思いを馳せ、等身大の感覚で自然問題を考えようという、ゆるい(これ大事)サークルです。このブログを通じて関心を持ってくださる方がいらっしゃれば、お気軽にお問合せください。次はいっしょに四万十川へいきませんか?
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by ANB27281
| 2015-06-12 05:39
| 恐るべき子供たち
2015年 06月 07日
僕らが旅にでる理由2015
今年も、薪割り集団ランバージャックスのイベントで、5月29日と30日の2日間、子供を連れて四万十川へ遊びに行ってきました。
過去2回と比べて大きく違ったのは、長男の凜太朗がいないということです。凜太朗のライフログとしてブログに残していこうと思っていたのになあ。残念。
小学校の運動会と日程が被ってしまいました。いささか不謹慎じみたことを記せば、学校の行事を1日休ませてでも四万十川へは連れて行きたいという思いが、父親としてはあったりもします。それだけ、四万十川の、しかもこのシーズンがどれほどワクワクに満ちているか、私と凜太朗は身をもって経験してきたからです。
この私の考えは、後で詳しく記しますが、四万十で今回たくさん思い直すこととなりました。
妻とも相談して、結局今年は次男の京史朗と私の2人で参加。現地は抜けるような青空でした。気持ちいい!
京史朗は、本当に小動物が好きです。まあ、小さい男の子ならみんなそうだと思うのだけど、四万十に着いたら5秒後には川でエビや小魚を探し始めていました。前の日の夜に「お父さん、僕、明日からの旅行で忘れ物しないように、“持っていくものリスト”とつくってみたよ」というので、幼いのになかなかいいことやってるなと、褒めながらそのリストとやらを見せてもらったのですが
「さかなのあみ・さかなのえさ・さかなを入れるかご・さかなのさお」
さかな(笑)。他にもっと要るものあると思うよ。
毎年書いていますが、私は別段アウトドア派というわけでもありませんし、「自然ともっとふれあいましょう」という考えにも(どちらかといえば)首を傾げたくなるタイプだったりします。そうではありませんが、驚くほどストレスがない5月の四万十で、小学校のお友達や先生から離れ、焚き火を囲みながら大人と語り合う。いや、子供はとても会話に入ってこられないような場に、ただただ置くっていうのは、存外たいせつなことだと思って子育てをやってきました。今時は、そういう場を意識して特に男親が用意してやらないと、”子供の人権”みたいな空間ばっかりになってしまいました。
わんぱくでもいい。たくましく育ってほしい。
つづく。
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by ANB27281
| 2015-06-07 18:32
| 恐るべき子供たち